火災保険の二重請求はバレるの?請求時の注意点まとめ

二重請求

火災保険に加入・申請する時に「2社の保険会社に二重に申請したらどうなるんだろう?」「給付金が2倍になるの?」と疑問を感じることがあるでしょう。

結論から言うと、火災保険を二重に請求しても給付金が増えることはなく、不正は高確率でばれます。メリットがほとんどないため、火災保険の二重請求はおすすめできません。

今回は、「火災保険の二重請求」に焦点を当てて、概要や注意点をまとめて解説します。

火災保険の二重請求はばれるの?

最初に、火災保険の二重請求の概要と、二重請求が犯罪になるのかどうかについて解説します。

火災保険の二重請求とは

火災保険の二重請求とは、同じ被害に関して二社の保険会社に給付金を申請することを指します。

例えば、強風で窓ガラスが割れて修理・交換に15万円かかると見積りが出た際に、二社に対して15万円を補償するよう申請した場合、二重請求となります。

注意点として、火災保険は実際の損害額を補償するものです。そのため上記のケースでは、二社に申請を行っても、15万円を超える額の給付金を受け取れるわけではありません。

火災保険の二重請求は犯罪になるのか

火災保険の二重請求自体は、犯罪ではありません。

ただし、二社の火災保険に重複加入する場合には、後述する「告知義務」が発生します。給付金の二重取りを目的として、告知の際に虚偽の申告をする行為は犯罪です。

火災保険の二重請求に関する告知義務とは?

告知義務とは、保険契約時に保険会社が申込書に記載を求めた重要事項に関して、正確に告知(報告)しなければならないというルールです。

火災保険の加入時には「他の火災保険に加入しているかどうか」を問われることが多く、正確に申告しなければ、犯罪とみなされることがあります。

悪意を持って虚偽の告知を行ったとしても、保険会社同士のやり取りの中でばれる上、不正受給をすれば罪に問われるリスクもあります。そのため、虚偽の申告は絶対にやめましょう。

火災保険に二重加入するメリットはあるのか?

続いて、火災保険の二重加入の概要と、メリットの有無について解説します。

火災保険の二重加入とは?

火災保険の二重加入とは、「民間の火災保険+共済保険」など、二社の火災保険に重複加入することを指します。

一般的に、火災保険は一社のみに加入することが多いですが、すでに加入していることを忘れてもう一社加入してしまうなど、うっかり二重加入が起きるケースもあります。

火災保険に二重加入するメリット

火災保険に二重加入するメリットは、ほとんどありません。保険料を二重に支払う必要がある上、申請手続きの手間が増えるなど、デメリットの方が多いと言えるでしょう。

例外的なケースとして、一社分の火災保険では給付金の上限額が低く、大きな被害を受けた時に修繕費を賄いきれない場合は、二重加入が効果を発揮することがあります。

この場合、二社の火災保険に契約することで、給付金の上限額が増え、被害をカバーしやすくなるのです。

ただし基本的には、複数の火災保険に加入して給付金の上限額を増やすより、一社の火災保険の補償内容を充実させる方が良いでしょう。

火災保険の二重請求・二重加入に関するQ&A

火災保険に二重加入している場合、一社のみに給付金を請求しても大丈夫ですか?
はい。火災保険に二重加入している場合に、一社のみに給付金を請求しても問題ありません。

その場合、請求先の保険会社が給付金を全額支払った後、別の保険会社に対して、その会社が負担すべき給付金の支払いを請求する仕組みです。
賃貸物件でも、火災保険の二重加入が起こる可能性はありますか?
はい。賃貸物件でも、入居時に火災保険に加入しているのに、忘れて別に申し込みをしてしまった場合など、火災保険の二重加入が起こる可能性はあります。

まとめ

この記事のまとめ
  • 火災保険の二重請求はばれる
  • 火災保険の加入時には告知義務がある
  • 火災保険に二重加入するメリットは少ない

火災保険を二重請求しても、受け取れる給付金が二倍に増えることはありません。また、火災保険の加入時には告知義務があり、二重加入する場合は、保険会社にその事実を伝える必要があります。

例外的なケースを除き、二重加入・二重請求にはほとんどメリットがないため、火災保険は一社のみに絞るのがおすすめです。

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